『過去の仕事 コンビニ編110』コンビニ社員の実態 コンビニを辞めた時の話8
仕事辞める!と最初に言うのってしんどいですよね。
僕がコンビニ辞める時もそうでした。
ただ、コンビニの場合はちょっと事情が違います。
上司が怖かったんです・・・
部下の退職は上司の査定に響く
コンビニ大手は退職率を減らそうとしている
ブラック企業、過労死、パワハラなど労働者の権利侵害について最近よくクローズアップされてますよね。
企業側もコンプライアンスとかライフワークバランスとかの言葉を使って世間から刺されないよう必死です。
大きい会社ほどそうですよね。
そしてコンビニチェーンは小さめのミニストップさえ、大企業というくくりになりますから、コンビニチェーンも一応、会社全体としてはホワイト企業を目指してる訳です。
そのホワイト企業具合を図る、逆に言うとブラック企業ぶり側から指標が「退職率」。
各々のチェーンがこの退職率を下げるのに必死になっています。
つまり、管理職にとって部下の退職率は自分の評価にもなる訳です。
だから管理職は部下が辞める!と言いだしたら引き止めようと必死になります。
今まではあんなにこき使ってたのになーと思いながらもちょっと哀れにもなったりします。
急にキレられたり、優しくなったり、逆ギレしたりと色々なパターンがあるようです。
僕が実際に辞めると言った時
僕は辞めると決めた時は、最初はガチキレされました。
上司を応接室にお呼びしてなるべくダラダラしないように「辞めます」と言いました。
上司は慣れているんでしょう、「理由は?」と聞き返してきました。
ただ、その目。
めちゃ怖かったてす。
僕は怯んではいけない、と思いなるべく端的に話しました。
内容は主に残業の事。
仕事量がとにかくおかしい。
普通の人間らしい生活がしたい。
このままではいつか事故るし、結婚もできない、そんなことを話したと思います。
自爆営業の事は言いませんでした。
上司から強制はされてない(実質強制だけど)訳ですからここで言っても無駄どころか話がこじれるとおもいました。
上司が言ってきたのは
「辞めてどうすんだ?」
これですね。
今の仕事より給料貰える仕事はない。
30過ぎて転職がそもそも出来るか分からない。
辞めたとしてフリーターでやってくのか?
コンビニチェーン社員の悪い部分しか見えてない。
残業に関しては会社が総力を挙げて変革しようとしてる。
他の会社だって似たようなものだ。
こんな感じですね。
コンビニの悪い所しか見えてない、と言うのは確かにそう。
良い所に気づいたのは辞めてからのが多かったです。
福利厚生の破壊力とかは転職すると分かりますし、高額のボーナスも辞めてから価値が分かりました。
上司も辞める人間を沢山見てるんでしょう。
ですけど、僕も引きません。
結局、この日は決着付かず。
次戦に持ち越して普段の業務を行いました。
続きます。