『過去の仕事 コンビニ編112』コンビニ社員の実態 コンビニを辞めた時の話10
最終的には僕はコンビニを辞めました。
金持ちにならなくて良いから普通の仕事をして普通の生活をしたかったからです。
30過ぎて仕事を辞めるのは色々と大変です。
でも辞めました。
もうボロボロだったんですよね・・・
コンビニ社員も辞めたらただの無職
辞める時はあっさり
それまで色々キレたり説得しようとしていた上司も諦めてくれたら後は早かったです。
代わりの担当を立てて、担当店舗を挨拶で回るので2週間。
出勤日数調整の為、3.4日出勤したら後は有給消化です。
入社してから一度も有給は使えなかったので、勤怠の申請の仕方が分からず、聞きに行ったら周りがメチャクチャ冷たかったのを覚えてます。
以前、記事なら書きましたが、コンビニのOFC、SVの仲はかなり良いです。
ですが、それは死線を共に潜り抜ける仲間だからであって、辞めると宣言した僕はもはや裏切りものなんですよね。
仕方ないとはいえ、少しショックでした。
コンビニは母体が大きいので、退職関係の申請などは本社の人事がある程度勝手にやってくれます。
ですから最後の3日くらいは本当にやる事が無く、事務所でダラダラしてました。
周りの視線は痛かったですが。
最終出勤日に上司が掛けてくれた言葉は「車は洗車して返せよ」でした。
最後までこんなんかよ、と哀しくなりましたが、ある意味僕もそう動力を裏切っているので仕方がないありません。
洗車して車を返して最終出勤日は終了。
なんともあっけなく僕のコンビニ人生は幕を閉じました。
有給消化も楽しいのは最初だけ
有給消化が始まった時は天国かと思いました。
何しろ、いつまでも寝てて良いし、上司に詰められることもない。
仕事のケータイも鳴らない、むしろ無い。
昼まで寝てパチンコ行って夜はビール飲んで・・・という生活を1週間しましたり
この1週間はメチャクチャ楽しかったです。
ただ、1週間経つと飽きて来ます。
更に無職であることに対する焦りも出て来ます。
一応、有給消化中はコンビニの社員ではありますが、あと1ヶ月半で本当の無職になります。
それまでに何とか仕事を見つけないと・・・
でも一度切れた緊張の糸をまた張り直すのは難しい。
今迄は貴重な休みに面接の予定を入れたら必死に無駄にならないように準備して挑んでいたにも関わらず結果は散々でした。
そんな奴が毎日が日曜日状態になったら、「明日で良いっしょ」という気持ちになら事が多く、面接の準備は大抵が一夜漬けや直前までしない事などが多く、面接をどんどん落ちていきました。
どんどん落ちるとどんどん落ちるのに慣れて来ます。
そして「どーせまた明日も休みだし」とどんどん緊張感も無くなってきます。
最終的に僕はどこか企業の内定を貰う前に、有給消化が終わり、僕は晴れて完全な無職になりました。