『過去の仕事 コンビニ編78』コンビニ社員の実態 OFC、SVは罵倒の嵐!
OFC、SVになると上司からとにかく罵倒されます。
数字、催事、オーナーの指導・・・とにかく罵倒です。
普通の神経なら耐えられないと思うし、上司も普通の神経持ってる人ならここまで罵倒しません。
ここまで辿り着いた人は流石にバンバン辞める訳ではありませんが、それでも普通の会社に比べて辞める人は多いです。
OFC、SVの見る地獄
週一の会議で公開処刑
コンビニチェーンは週一で会議をします。
基本的には次の週の戦略を立てるのが目的ですが、数字が行ってない人間を公開処刑するのも通例です。
営業所全員がいる中で、「お前、使え無さ過ぎるんだよ!」とか毎週上司が吠えているのは、言われるのも当然辛いですが、見てる方も辛いです。
元々、メチャクチャな目標が来るので、笑える事にほぼ全員未達とかもありました。
実際は笑える空気ではなく、「ボンクラしかいねーのか、この支店はよ!」って吠えてました。
キツイのが、クオリティの低い店の担当になると、これを毎週食らう事になります。
普段の仕事をいくら頑張ってもオーナーによっては何も変わらない、しかし数字も変わらないので毎週詰められる。
逃げ道は担当変更しかありません。
ある先輩は、これが嫌でわざとオーナーを怒らせて出禁になって担当変えてもらったとか言ってました。
それくらい、担当によって普段の仕事が変わってきます。
うつ病になりやすい
店長やアシスタントの時は限界を越えたら辞める人が多いです。
給料も低いし、色々見合ってないですよね。
ただ、OFC、SVになると給料は跳ね上がり、世間の水準を大きく越えます。
若い子ならあまり関係ないですが、ある程度歳行ってると逆に辞められなくなります。
家族が居て場合によっては家も買ってるからです。
コンビニ社員は転勤が多く、家を買う人は少ないですがマイホームは男の夢。
当然、購入しローンを組む人もいます。
子供の教育費も問題。
私立に行かせてたりするとお金がかかって仕方ないです。
こうなると簡単に仕事を辞められません。
例えば35歳で今と同じ給料貰える仕事はそうそう無いですし、コンビニチェーンの社員は実は体力と根性があれば誰でも出来る為、転職市場での価値は低いです。
ローンや教育費を払い続けるにはコンビニチェーンでOFC、SVを続けるしかありません。
これがうつ病の原因となります。
そしてOFC、SVはクルマが支給され通勤も営業中も車で移動します。
しかし、うつ病の薬は眠くなります。
ただでさえ限度を越えた長時間労働をこなしてうつ病の薬を飲みながら車を運転します。
事故りますよね?
実際、こうなった人を僕は何人も見ました。
あんまりコンビニチェーンの車が事故を起こしたってニュースになりませんけど、多分かなりの数の事故が起きているはずです。
事故を起こしたら大抵降格されます・・・
せっかくここまで頑張ったのにアシスタントに逆戻り。
やるせないですね。
それでも生きてて良かったと思うべきかも知れません。
家族もいるんですから。