『過去の仕事 コンビニ編111』コンビニ社員の実態 コンビニを辞めた時の話9
辞める意思は一度伝えたものの、「一度、考え直せ」と言われ一旦は認めて貰えず。
もしかしたら意思の強さを測っていたのかも知れません。
ただ、今回は本気でしたので3日後くらいにもう一度、上司と面談をお願いしました。
もちろん、辞める意思は変わらない事を伝える為です。
しかし、2回目の上司はマジで怖かったです・・・
上司も本気出してくる
一度目は単なるジャブだった
応接室に入ると開口一番
「お前、まだそんなこと言ってんのか」
とあからさまに不機嫌な一言。
僕はちょっと怯みましたが
「すみません。しかし私の意思は変わらないです。もう疲れてしまいました。なるべくご迷惑をお掛けしない範囲でなるべく早めに辞めさせて頂きたいです」
と続けました。
「だからお前、辞めてどーすんだよ?しかもやっと一人前になって仕事任せられるようになった途端、辞めるだ?お前、世の中舐めてるだろ、恩を仇で返しやがって。お前が1人抜けたら周りにどれだけ迷惑が掛かるか分かってんのか?」
「そもそもお前、残業が多いから辞めるって言ってんだろ?どこの会社行ったって残業は営業職である以上、あるに決まってんだろ。そもそもお前の残業が多いのはお前の能力がまだ足りないからだろうが。俺がお前の仕事したら残業時間は半分に出来るわ。それを会社のせいにしやがって・・・お前の能力不足だろうが!」
ここで机に蹴りを入れてきました。
怖い。
「しかもうちで続けたら色んなポジションがあるんだぞ。OFC、SVだけじゃなく、店舗開発とか商品開発とか海外事業とかな。そんなにOFC、SVが嫌ならそういう部署に異動願い出せば良いだろ。それをわざわざ辞めるとかアホの極みだぞ!」
これは確かにそうです。
コンビニの特徴として商品の開発、配送、販売に至るまで全て自社で行っています。
これは結構、凄いことで普通は開発だけ、配送だけ、販売だけの事業をしている会社がほとんどです。
これを全部自社で行っている事にコンビニの強さがあるし、働く側で言えばそれだけ色んなポジションがあると言う事。
OFC、SVは営業職なのである意味誰でも出来るから、悪く言うと使い捨てです。
ただ、社内公募やコネを使って他部署に異動は一応、かのつです。
ただ、これはあくまで一応。
実際は採用の段階で商品開発や店舗開発なポジション行けるかは決まってるし、そもそも僕はOFC、SVの採用を受けてコンビニに入ったので、部署異動は絶望的です。
新卒なら違うんでしょうけど、僕は中途でしたから。
ちなみに商品開発や店舗開発はOFC、SVと違ってかなりホワイト。
まず、自爆営業はない。
これは相当大きい。
何しろ担当店舗がない訳ですから、ノルマが無いです。
もちろん、別の目標はあります。
店舗開発でしたら年間に何店舗開店させるとか。
また、残業時間も常識的な時間で済みます。
新商品の発売が控えているとか、新店舗の開店が控えているとか瞬間風速的には遅くなる事はありますが、OFC、SVみたいに毎月100時間!なんて事はほぼ無い訳です。
上司はそっちの部署行けるかもよ?と言ってる訳です。
長くなったのでまた次回。