『過去の仕事 コンビニ編97』コンビニ社員の実態 コンビニ社員の良い所7
OFC、SVの業務はカッコよく言うと営業コンサルティングです。
各店舗、オーナーの経営を助ける営業ですから間違ってはいません。
実際の仕事はオーナーご機嫌取り、売り場などを自分で直すなど泥臭い事が多いですが対外的にはこれで通じますし、他のコンサルティング営業も似た部分はあるのでは無いかと思います。
とは言え、目上の人の経営をコンサルティングする経験は中々得ることは出来ないと思います。
この貴重な体験を出来るがOFC、SVです。
OFC、SVは営業経験が身につく
ある意味、本当にリアルな営業
営業と言う仕事は「営業」という言葉一言では測りきれない程、いろんな仕事があります。
ただ、共通しているのはお客さんにいかに好かれ、お客さんの役にいかに立つか、と言う部分は共通しているとおもいます。
この2つはOFC、SVをする上でかなり重要です。
実際は本部の指示をいかにおとすか、またいかにに体現するかですが、オーナーに好かれていないと本当に何もできません。
担当営業ですら、出禁になる仕事ですからね。
お客さんに好かれる為に
お客さんに好かれる為には、人間性で攻めるか仕事の内容で攻めるかですり
僕は両方頑張っていました。
人間性に関しては、歳上の人ばかりでしたので、いかに可愛がってもらうか、仕事の内容としてはいかにオーナーがOFC、SVに求めているものを提供するかを考えていました。
何故ならここをしっかり抑えないと本部の「これをやって欲しい」「この商品を発注して欲しい」などの要望が全く通らず、自分の会社の評価である営業数字に反映しないし、何より上司に激詰めされるからです。
ですから、オーナーに気に入って貰えるかをまずは第1に考えてました。
すると段々色々分かってきます。
「このタイプの人はこういうのを求めてるな」
「このタイプは仕事の内容よりも人間性から売っていったほうが良いな」
「このタイプにお願いする時は、この切り口でいかないとダメだな」
などです。
これはその後、別の営業の仕事する上で超重要な経験になると思います。
もちろん、同じ営業経験がある人は多いとは思います。
ではコンビニ社員、OFC、SVが他の営業と違う部分は何か?
この業務に本当に真剣に考え抜いている事です。
何故ならコンビニはブラックだから。
上司からの詰めが半端なく、これをどう回避するかを20代半ばにしてハゲる程考えるのです。
他のブラック企業でも同じかも知れませんが、少なくとも同世代でヌルい環境で営業してきた人には、絶対に負けない経験と営業力が数年やったら身につくと思います。
この身につけた営業力こそ、僕がコンビニに入って良かった事の1番です。
コンビニ経験者は営業としては優秀だと思う
と言う訳で、僕はコンビニ経験者は営業マンとしては、少なくとも平均レベルはみんな確実に超えていると思います。
特にルート営業系の仕事なら商品の知識さえ付けば、すぐに出来るかと思います。
コンビニは若い内に、比較的高いレベルの営業力が身につく事は間違いないです。
何度も言いますが、若い内にやる仕事としてはオススメかと思います。