『過去の仕事 コンビニ編80』コンビニ社員の実態 苦しめられたオーナー達2
僕は女性オーナーが苦手でした。
理由はいろいろありますが、最初に担当した女性オーナー相手にやらかしてしまい、それが苦手意識を作っているように思えます。
今回はその女性オーナーの話です。
バツイチ子持ちの女性オーナー
バツイチ子持ちの女性は強い
初めて担当したお店の1つを経営しているオーナーでした。
バツイチ子持ちの40代の女性で、とても気が強くコンビニオーナーの仕事にとても厳しい人でした。
女手1つで子供を育ててオーナーと言う1つの店のトップを張っているのですから気が強いのは当たり前なのかもしれませんね。
前任の担当営業とはとても仲が良く、ほとんどタメ口で話してました。
営業経験が少なかった僕はそれを見て「気さくな人だ」と勘違いしてしまつたのです。
これが誤りでした・・・
仲が良かったのは前任が仕事が出来たから
よくある話なのですが、前任と仲が良かったのはあくまで前任が仕事が出来たから。
僕は営業に昇格したばかりで仕事ができるとはとても言えません。
当然、オーナーからしたら担当が新人かどうかなんてどうでも良いですから、使えるか使えないかで見ますよね。
その結果、僕は使えないと思われてしまったようです・・・
前回の数字くらい覚えてから来い
週一の商談で次週の打ち合わせをしていた時です。
昔人気のあった弁当の復刻版が新商品で出るので、発注を入れて欲しいと言う話をしてました。
この弁当はたまに復刻版が出るのですか、毎回飛ぶように売れてすぐ無くなってしまいます。
本部の方では鉄板商品として、発注させられるだけさせろ、と言う指示でした。
当然、同じ内容の商談をします。
そこでオーナーは
「前回発売した時、うちの店のどのくらい売れたんだっけ?」
と聞かれて、言葉が詰まってしまいました。
調べてなかったのです。
普通なら調べてから行くのですが、新人ゆえその癖がまだついていなかったんですね。
僕が「え、えーと・・・」なんて言ってるといきなり
「ちょっとうちの店舐めてんじゃないの!?前回の数字くらい覚えてからこいよ!」
と、いきなり怒鳴られてしまいました。
言ってることは最もで、そもそもそれが分からないと仕事にならない。
ただ、その時は本当に新人で仕事をなんとかこなしてる状態だったので頭から抜けてました。
女性オーナーはねちっこい
結局、その日はオーナーの怒りは収まったのですが、こんどはとことん冷たくされました。
商談のアポを取ろうとしても「来なくて良いよ」とか平気で言われるし、店行っても「忙しい」と言って口きいてくれないし、「商談資料だけ机置いといて」と目も合わさずに言われたり・・・
そしてトドメ
そんな中、なんとか仕事をしていたのですが、けっていてきな事件が。
ある日、珍しくそのオーナーから電話がかかって来ました。
内容はアルバイトにバックれが出てアシスタントわ貸して欲しいとのこと。
当然、アシスタントを手配し、終わったあとに店にいきました。
オーナーは「最近の若い子はすぐ辞めちゃう」とお怒りの様子。
そこで僕は
「若い子は、確かにアルバイトだったらコンビニとか単純作業でない方が楽しいでしょうね」
なんて相槌を打ちました。
これが地雷。
「は!?こっちはその単純作業を毎日やってんだけど!あんた本当にいい加減にしなさいよ!あんたみたいなのが担当だと、本部もう信用出来なくなる!」
このあとはいくら謝っても許して貰えず・・・
最終的に上司にクレームがいき、僕はめでたく担当変更となりました。
担当期間は約2ヶ月。
最短でオーナーを怒らせ、最短で担当変更となりました。
今思えばもっと上手くやれたと思います。
経験が足りませんでしたね。
ただ、これから女性オーナーは本当に苦手になりました。