『過去の仕事 コンビニ編96』コンビニ社員の実態 コンビニ社員の良い所 6
コンビニ社員の良いところの1つに若くして「店長」と言う役職に付けるという事があります。
普通、なんとか長とか責任者とかという肩書きは新卒2.3年目の人間には与えられません。
ですが、コンビニでは早いと新卒2年目のスタートが店長になります。
因みに中途だともっと早い場合もありますね。
店長の仕事は簡単に言うとマネジメント。
これはビジネスマンにとって貴重な体験となります。
若くして店長!
マネジメント経験がつく
仕事というのは、営業サイドの人間は「自分で動く」か「人を動かす」かの二つです。
自分で動くということに関しては、どの仕事でも身につきますし、全く珍しい経験ではありません。
しかし、人を動かすのは違います。
まして、人を動かすポジションに23.4の人間がなれるのは魅力ではないでしょうか?
上からの指示を待つという事は、店長でも普通のサラリーマンでも同じですが、これを達成するためのプロセスの自由度は店長は非常に大きく、頭を使います。
また、同時に責任も発生します。
確かに数字の未達や不祥事の責任はOFC、SVですが店長も仕事をする上では数字は自分の責任として業務に取り組みます。
この責任感は転職して思いましたが、かなり重要な事だと思います。
若いうちにこの数字に関する責任感が身につく仕事は珍しく、若いうちに経験する仕事としてコンビニ店長は悪くはない、とは思っています。
人を動かすのは難しい
当たり前ですが、人を動かすのは非常に難しいです。
アルバイトとは言え、自分の部下と言うポジションの人間を動かすのはとても良い経験です。
例えば、新卒の店長が「アルバイトが自分のいう事を聞いてくれない」とイラつくのをよく見ますが、「言う事を聞かない」と言うような考えでは人は付いてこないですよね。
僕もこう言った考えは店長時代に学びました。
自分の言葉がどうすれば相手に届くのか?と言う事を考えると、普段の自分の立ち振る舞いや言葉や考え方が変わってきますからね。
自分の部下を持って人を動かす仕事というのは、普通は30中盤位の仕事なのだと思います。
また、サラリーマンで順調に出世していけば、必ずこのポジションになる事になります。
その時に、店長など人を動かした経験がある人は、必ずここで差が出るとおもいます。
この経験は中々できる事では無いと思うので、この面については前勤めていたコンビニにとても感謝しています。
仕事の裁量が大きい
良くマネジメントは人物金を動かす事だと言います。
人に関しては先ほど書いた通りですが、物と金も店長になる年齢を考えるととても大きいです。
コンビニにある商品はひと店舗3000品目と言われていますし、売上も月1000万円を超えます。
この中で、店舗に並べる商品と数を選別する作業はとても裁量が大きいと言えると思います。
店のラインナップを決められる訳ですから、仕事に面白みと責任感はありますよね。
若い時にここまでさせて貰える(させられる?)仕事は珍しいたら思うし、コンビニ社員の良いとこだと思います。
そんな訳で中々コンビニ社員は珍しい仕事だとも言えます。
ご興味あれば是非。