『過去の仕事 コンビニ編48』コンビニバイトの実態 コンビニバイトは将来役に立たたたない?ひたすら単純作業!
元コンビニ社員としてコンビニバイトをしようかな?と思っている人に忠告です。
コンビニバイトは将来の仕事にまったく役に立ちません!
正直、店長やってる時はアルバイトの人達に沢山助けて貰いながら、申し訳無い気持ちでいっぱいでした・・・
特に高校生、大学生といった将来のある若者達・・・
すみません、本当に君達の事を考えるなら『こんなバイト早く辞めな!』って言ってあげるべきでした・・・
今回はそのことについて語ります。
コンビニバイトは基本単純作業!業務内容は猿でも出来る
お客さんはコンビニ店員に良い接客は求めてない
コンビニバイトの基本はレジです。
接客業ですが、お客さんはコンビニ店員に「良い接客など求めてない」という事を前提に考える必要があります。
お客さんが求めてるのはスピードのみ。
コンビニの店員が愛想が悪かろうが大して気にしません。(もちろん限度はあります)
なので、良く学生さんが「接客の仕事がしたい!」と言って来ますが、コンビニでは接客のスキルなど身に付かないのです。
本当に接客のスキルを身に付けたいなら、ちょっと高めのアパレルや料亭などのアルバイトを探すべきてす。
「接客の勉強がしたい!」そうやってコンビニに入って来た若い子を店長は採用します。
人がいないからです。
ただ、仲良くなっていくにつれ、申し訳無い気持ちが生まれて来ます。
小売業の経験も身に付かない
接客業としてのコンビニはスキルが身に付かないなら、小売業としては?
答えは「大して身に付かない」です。
小売業の根本は「売り場作り」と「在庫管理」です。
確かにコンビニは「効率の良い売り場作り」「最適な発注」を追求しています。
ただ、売り場を作るのは社員でバイトではありません。
それなりのベテランでないと売り場作りなんて任せて貰えません。
売り場を見てるだけで勉強になる?
確かにそうですが、それならバイトで働く必要ないです。
近くのコンビニにみにいきましょう。
適当にバイトしたい人はもっと高給で楽な仕事は沢山ある
いやいや、勉強とか考えてないし!
適当に時給貰えればそれでいいよ!って人。
もっと楽なバイトは沢山あります。
ましてやコンビニは基本最低時給。
僕は店長時代、アルバイト達の大事な学生生活をこんな安い時給に変えて良いものか結構悩んでいました。
貴重な時間を貰うのに安い時給しかあげられないのは結構辛かったです。
アルバイトは労働力を売っているのですから高く売りつけていいんです。
コンビニなんかでバイトしてても給料安くて得るものは無いのに・・・
コンビニバイトは誰の為?
僕は正直、社会の底辺のセーフティーネットでよいと思っています。
例えば発達障害の人。
ひたすら同じ事を繰り返すだけなので、発達障害の人は向いていると思います。
実際、店長時代も営業になって店を回るようになってからも「この人発達障害なのかな?」って思う人は沢山いました。
発達障害というのは簡単に言うと「凄く要領の悪い人」です。
知能は人並みどころか高い人も多くて悩んでる人が多いと聞きます。
普通の仕事が上手く出来なくてクビになった・・・そんな人はコンビニバイトはおすすめです。
多分、同じ事を繰り返す作業で、やればやるほど精度が上がる仕事なので、凄く向いていると思います。
要するにコンビニバイトは社会につまずいてからやれば良いと思います。
チャレンジ出来るのであれば違うバイトをおすすめします。
大学四年間、ずっとコンビニバイトしてても特に得るものは無いです。
貴重な時間をコンビニに捧げるなんて勿体無いと僕は思います。