『過去の仕事 コンビニ編87』コンビニ社員の実態 苦しめられたオーナー達9
コンビニ社員はある一定の年齢に行き、且つOFC、SVとして使えないと一生OFC、SVとは違う道が用意されています。
意外と知られていません。
それはコンビニオーナーの道。
社員として使えないなら自チェーンで不足しているオーナーにしてしまおう、という話です。
しかも元社員なら研修も必要ないし、人件費は浮くし、新店舗出せるし良い事ばかりです。
意外に多い割合で実はオーナーはもと社員がいます。
今回はそういうオーナーの話です。
元社員のオーナーは厄介
先輩風を吹かす
まぁ本当に先輩なのですが。
でも今はオーナーとOFC、SVだから対等だと思うんですけどね。
「○○君は元気ー?」とか「俺もOFCやってた頃はー」とか「昔はもっとキツかったよー」とかマジでどうでも良いです。
その時は、僕はこのコンビニの会社で頑張ろうと思っていたので、元社員のオーナーは逃げ出した人にしか見えませんでした。
今にして思えばその人の都合もあったのでしょうけど。
少なくともその時は「鬱陶しいオーナー」としか見れませんでした。
商談中にダメ出し多し
発注はオーナーにもOFC、SVにも拘りが強い事が多いです。
コンビニ経営のキモですからね。
だからこのオーナーと発注に関して意見が割れた時は、必ず揉めてましたり
僕が用意してきた発注データについて「これじゃダメだ」と噛み付いてきます。
それだけなら普通なのですが、「こんなんで他のオーナーに指導してるの?」「俺が現役の頃ならあり得ない」「よくつとまってるね」など、話がどんどん派生していきます。
まず、大前提として僕が持っていくのはあくまで案です。
これに従って発注しなくちゃいけないわけではありません。
嫌なら発注しなければ良いのです。
もちろん、新商品や目玉商品なら話は変わり、僕も頭を下げてお願いしますがルーチンのおにぎりや弁当の発注は好きにしてくれて構いません。
なので、ここでネチネチ言う必要はないんです。
さらに他のオーナーを引き合いに出すのは絶対に間違っています。
自分が発注やコンビニ経営に関して一番優れていると思っているのでしょう。
しかし、根本的に他のオーナーの方は商談中は関係ありません。
完全にスジ違いです。
更に「俺が現役の頃なら・・・」とか引っ叩いてやろうかとおもいますね笑。
時代は変わってくし、世の中のニーズも変わる。
何より、「現役の頃」のように仕事したいなら辞めなきゃ良かったのに。
それができないからと言って僕にこんな言葉をぶつけて何がしたいのか・・・
ただ、この人がOFC、SVを続けられ中だ理由はなんとなくわかりましたけどね。
逆の立場で僕がオーナーでこの人が担当OFC、SVだったらマジでやってられないだろうな、とは思いました。
そんな訳で、元社員のオーナーは厄介な事が圧倒的におおいです。
そもそも、ほとんどが「オーナーになりたかった人」でなく「OFC、SVを続けられなかった人」ですから当然といえば当然ですが。
長くなったのでまた次回。