『過去の仕事 コンビニ編79』コンビニ社員の実態 苦しめられたオーナー達1
僕はOFC、SVをしていた時、何人ものオーナーを担当させて頂きました。
良い人も嫌な人も沢山いました。
今回からそんなオーナー達を紹介したいと思います。
と言ってもやはり嫌なオーナーほど印象に残ってしまうものですが・・・
真正アル中のオーナー
勤務中も余裕で飲酒
担当した中で最も印象な残っているオーナーの1人です。
ガチのアル中オーナーがいました。
酒を飲んでないと本当に落ち着かないらしく、レジをしてるなどはレジ越しにもお客さんに酒の匂いが分かります。
もちろん昼間です。
前任から「こいつヤバいから気を付けてな・・・」と言われて引き継いだのですが、まぁヤバかったです。
その店は夜勤はワンオペ(1人シフト)で行っていたのですが、ある日、お客さんが夜店に行くとレジに行っても店員が出てこなかった、というクレームが入りました。
担当の僕にすぐ話が行き、詳細を調べることに。
最初は大学生バイトが外だタバコ吸ってたのかなーなんて思ってました。
実はこれ、よくある話で、くれと言ってもお客さんにはしっかり謝れば「本部でちゃんと指導しといてよ」ぐらいで終わる話なので、とりあえず犯人のバイトを探して注意すればいいや、くらいで考えてました。
しかし、犯人はなんとオーナー。
普段は夜勤に入らないのですが、その日は夜勤バイトが体調不良で休んだ為、オーナーが代わりに入っていたらしい。
オーナーに問い詰めると「あれー?気付かなかったですけどねー」と言ってたのですが、オーナーがレジにいる時に監視カメラを確認するとバックルームで焼酎を飲み始めるオーナーの姿が・・・
正直、これは本当にアカンやつだったので、僕は見なかったことにして、上には「該当のアルバイトは指導しておきました」と報告し、闇に葬りました。
商談中も酒臭い
週一の商談の時も酒臭いのなんの。
昨日の酒が残ってる、とかでなく完全にさっきまで飲んでた匂いです。
しかも普通はバックルームはアルコールの匂いがしないので、余計に際立ちます。
オーナーに「昨日飲んでたんですか?なんかお酒の匂いが・・・」と言うと
「酒の匂いなんてしますか?」と言われなんかもうどうでも良くなりました。
しかも目の焦点が合ってなく、酔っ払いというよりクスリキメてるんじゃないか?って感じでとにかく怖かったです。
商談自体は普通なんですけどね。
新商品はアルコールに注目!
怖いのが新商品の説明する時、アルコール類の食いつきがハンパない。
「え、これ美味しいんですか?」
「このメーカーのこないだの新商品は美味しかったですよ!」
と弁当とかは適当に聞いてるだけなのに、アルコール類に関しては凄い興味を持ちます。
この人の変わり方も恐かったですね。
ちなみに新商品の発注見るとアルコールはほぼ入荷してました。
飲むんでしょうね・・・
棚卸しはアルコールに差異がいっぱい
これは僕の前任の先輩の話です。
数ヶ月に一度、コンビニは棚卸しをします。
コンビニという業態は棚卸しは絶対に差異がでます。
理由は万引き、レジの打ち間違い、廃棄の登録忘れなどです。
ただ、この店はアルコール類の差異が尋常じゃなかったそうです。
もちろん、圧倒的に足りない。
理由は証拠はないものの、間違いなくオーナー。
多分、勤務中にちょいちょい飲んでたんでしょう。
差異自体は月々の売上の精算でマイナスすれば良い話なのでそれで終わったのですが、もう完全に問題行動です。
証拠がないので何も出来なかったらしいですが・・・
因みにそれ以降は飲んだらちゃんとレジを打つか廃棄登録をするようにしたらしく、棚卸しが合わないことは無くなったとか。
このオーナーは結局数ヶ月担当して僕が異動になったので、そのあとのことは知りません。
まだ、酒飲みながら働いてるのか、病院送りになったのが・・・
もはや逆に知りたくないです。