『過去の仕事 コンビニ編59』OFCとかSVのキツイ所
前回はアシスタントのキツイ所について語りました。
今回はコンビニ社員のメイン業務となるOFCとかSVとか呼ばれる営業マンの仕事について語ります。
数えた事はありませんが、多分大手チェーンは社員の6割位がこのポジションなのかと思います。
また、このポジションになって初めて一人前として扱われる為、コンビニ大手チェーンの給料とか残業時間とか退職率とかの基準となります。
僕が受けた中途採用試験もこのポジションの募集でした。
ただ、中途採用の募集が多いという事は・・・
営業になると体だけでなく、心も病む人が多い
まず、一言で言うとメチャクチャキツイです。
長時間労働で体がキツイのは同じですが、これに加え責任の重さと詰めが半端ないです。
よく2ちゃんねるで「ソルジャー」って言葉を聞きますが、まさにソルジャーでした。
長時間労働は変わらない
まず、長時間労働は変わらないです。
大体担当店舗を8〜10位持たせれるのですが、簡単に言うと、会社的にはこの10店舗の全ての事に責任を持たされます。
売上不振、催事の数字、オーナーの不始末、お客さんからのクレーム、諸々の社内業務・・・全て良いも悪いも営業所 のせいとなります。
この10店舗、週に一度は店舗の責任者と商談をしなければいけません。
翌週の商売のポイント、目玉の新商品、セールの対策などを話します。
また、週に一度は必ず会議です。
会議はほぼ1日掛かるので、週5日働くとすると残り4日で10店舗を回らないといけません。
午前、午後で1店舗ずつ回っても終わらないし、商談の他、本部に対するクレームやら諸々と宿題をオーナーに出される為、時間は全然足りません。
並行して売場変更やらが入るともう無理です。
休めません。
精神的なストレスは20倍
全ての責任を背負う事になるので、上司の詰めは半端ないです。
電話越しで怒鳴る、キレるは当たり前、電話の頻度は10倍くらいです。
さらに新しいストレスがオーナーとのコミュニケーション。
また、いつか記事にしますが、コンビニオーナーは基本的に社会不適合者です。
性格もヤバいのが多いし、何より本部に不満を持ってるオーナーがほとんど。
メチャクチャな事を頻繁に言われます。
店長は1店舗だけのストレスだったのが、営業になると10店舗のストレスを上司とオーナーそれぞれから受けます。
まさに店長の20倍です。
自爆営業も10倍
自爆営業も増えます。
10店舗のノルマですから自爆も桁が変わってきます。
給料も増えるのでなんとかなりますが、やりきれません。
10店舗あれば全店がノルマ達成はもう無理。
無理でもやるのがコンビニですから、超エグいですよ。
1番キツイのは当然営業
そんな訳で1番キツイのは間違い無く、OFC、SVです。
確かに建前、というか事実ですが一応は大企業の正社員です。
本当なら羨む人が多いはずなのに、辞める人が圧倒的に多い。
それにはやっぱり理由がありますよね。