『過去の仕事 コンビニ編32』ウザい客シリーズ ホームレス編 捕まえても次の日普通なパクっていく

ホームレスは自分達のやっている事に罪悪感はありません。

腹減ったから物をパクって、捕まっても「あい、とぅいまてーん」つって流して次の日、また普通にパクリに来る。

これが奴らホームレスです。

何度も言うがあいつらは本当に許さん。

今回は奴らとのリアルなエピソードを。

 万引きは捕まえても損害のようなもの

うちの店によく来る身なりの汚いおっさんが居ました。

最初はいつも何も買わずに出ていくので、てっきり寒いから暖を取りに来ているのかと思ってました。

その日もおっさんが店に入って来たのですが夜勤との交代のタイミング出て忙しく、特に気にしてませんでした。

そこで22時に上がる夕勤の高校生が

「店長、あの人こないだ万引きしてましたよ。」

と話しかけて来ました。

その子が言うにはパンを2.3個カバンに入れてそのまま出て行ったとの事。

その子は怖くて言えなかったらしい。

なぬ？とおっさんが出ていくまで監視カメラでじじいを見張る事に。

見張り初めて数分、マジで普通にパンをカバンに入れてそのまま普通に出て行きました。

疲れてて機嫌が悪かったのもあって、外に出た瞬間、横から肩を組んで

「おっさん、今商品パクったでしよ？」

と肩を掴みながら言いました。

最初は

「盗んでません・・・」

「何もしてません・・・」

「離して下さい・・・」

と弱々しい声でボソボソ喋ります。

前の記事で書いたように僕は万引きとか人に迷惑を掛ける行為が大嫌いです。

ちょっとイライラしてきて

「いいからカバン開けてみろや！なんもなかったら帰っていいよ」

「お前、何もしてないならカバン開けられんだろが？さっさと開けて中見せろや！」

と怒鳴りました。

相手がホームレスの場合、凄んでビビらせるのは有効です。

あいつらは人生捨ててるので、警察突き出しても前科が付いても何も気にしません。

むしろ留置所で飯食えるからラッキー、くらいにしか思ってないのです。

ただ、暴力は別。

保険証もないので怪我などしてしまうと、文字通り野垂れ死にます。

もちろん、こんなカスに暴力振るうような真似はしませんが、匂わすのは有効です。

言う事聞くようになるので。

するとおっさんは無言でカバンを開けるとパンがどっさり。

10個位あったと思います。

僕は横のガードレールを蹴飛ばして

「おい！なんだこれは！？お前盗んでないっつってたろ！世の中舐めてんじゃねぇぞ！」  

と言うとおっさんはジャンピング土下座。

「すいません」

「お腹空いてたんです」

「もうしません。自分が恥ずかしいです」

平謝り。

「お前、前もパクっただろ？」  

「してません・・・今日が初めてです・・・」

「嘘つけ、コラ！前もパクってん見てんだよ（ホントは見てない）！」

「すいません、一回だけ・・・」

「お前、言ってる事全て嘘だろが！いい歳こいて舐めすぎなんだよ！」

散々ビビらせたので、ここからは会話をする事に、

警察行くのも面倒なので

「お前、もう2度とうちの店に来るなよ？次見たらマジで後悔させるぞ？」

「分かってます。もうきません。すいません」

「ならもう今日は帰っていいよ。お前みたいなカス相手してるしほどこっちもヒマじゃねーんだよ。さっさと消えろ」

「すいません。もうしません・・・」

と言って去っていきました。

奴らは恥を知らない

次の日。

その日も朝9時から22時までのシフトでしたが発注の為、バックヤードに居ました。

するとバイト君がまた来て

「昨日のおっさんまた来ましたけど・・・」

もうマジで○してやろうかとおもいましたね。

聞くと外から様子を伺ってて、僕が居ないのを確認して入って来たみたいです。

マジギレ寸前だった僕は売り場にすぐに出ていき、おっさんの後ろに。

「てめぇ、もう来ないっつったろが」

と声を掛けました。

おっさんかなりビビった顔で、

「き、今日は買いにきました・・・」

「カバン開けろや。買うつもりなら店のカゴつかうよな？カバンの中にまさかパンなんか入ってないよな？」

「・・・すみませんでした！」

「謝るなら中身だせ、あと表出ろ」

カバンの中にはやはりパンがあり、これを回収してから外へ。

外に出たら

「いいか、もう1度チャンスやるから。今から10秒以内に走って消えろ。2度と店に来るな。次来たらお前の寝ぐらまで追いかけるぞ」

「・・・すみません」

「走れっつってんだろが！！」

と怒鳴ったら走って消えていきました。

商品は帰って来ても汚いし、無駄な労力使うし、マジであいつらは存在自体が損害のようなものです。

さすがに2度と来ませんでしたが。