『過去の仕事 コンビニ編⑧』社員にとってのコンビニ店舗勤務

アルバイトの話を語ったので、今回は社員目線のコンビニ店舗勤務について語りたいとおもいます。

コンビニ業界志望の方の参考になれば。

○社員の仕事

一言で言うとバイトの仕事プラスαです。

バイトが出来る仕事はバイト以上に出来る事は大前提で、ここに社員の仕事が加わります。

①発注

1番重要且つ、大変且つ、達成感がある仕事です。

発注は弁当やおにぎりなどは1日2〜3回、日用品やポテトチップスなどは1日一回納品があり、それぞれの発注の締め時間が違います。

1日1回で賞味期限が無い、あるいは長い日用品やお菓子などはそこまで難しくないですが、おにぎりとか弁当はすぐに廃棄になる為、とても難しいです。

時間帯別に売れる個数を考え、曜日、天気、新商品とのバランスを考え、これが非常に沢山の種類があります。

社員が複数いればよいですが、店長1人の店は店長が頑張る必要がありますり

中にはベテランのバイトに任せる事も出来ますが、忘れたり、多く頼みすぎて廃棄になったりなどもある為、気が休まりません。

その為、休みでも発注の為だけに店に来ないといけなかったりして、なんだかんだでこうした見えない拘束時間が増えていきます。

「休みの前の日に2日分発注しておけば良いじゃん」と思うかも知れませんが、「次の日に異常に売れて物が足りなくなった」とか「異常に売れなくて廃棄が沢山出た」とかは往々にしてあり得るのでなるべく締めの直前まで悩みたいところですね。

とにかく発注大変で奥が深い。

ただ、ハマった時の気持ち良さもあります。

②精算・入金

普通の小売店とは違ってコンビニは閉店がありません。

普通は店を閉めたところで、「今日の売上」が確定しますがコンビニはどこかのタイミングでレジを一瞬締めて「今日の売上」を確定させなければなりません。

レジを締めて1日の売上を確定させる作業を精算と言います。

お金の過不足が無いかのチェックや金券を本部に送ったりする作業で結構大変ですり

ベテランのバイトに任せる所もありますが、社員がいる店は基本社員がやります。

とてもめんどくさいです・・・

精算で売上が確定したらATMで売上金を本部に振り込みます。

これは数十万というお金を扱うので、絶対に社員が行います。

ちなみに精算と入金は1日に1回必ずやらなければいけませんが、1日のいつやっても良いです。

因みに僕の店は朝勤の時間帯でやってました。

③棚替え

売場の棚を作り変える作業です。

コンビニは毎週新商品が数百個出る為、毎週売場の棚を作り直す必要があります。

これも基本社員がやります。 

これは楽しいと思う人と面倒くさいと思う人は別れますね。

楽しいと思う人はコンビニ社員は向いている人だと思います。

この「棚替え」という作業はコンビニの仕事について周り、大げさでなくコンビニ社員なら一生やり続ける仕事です。

④その他

「おでん始めるから鍋を出してー」とか「クリスマスケーキを店頭販売するから机を外に出してー」とか「バックルームの整理整頓がー」とか細かいのを上げるときりが無いです。

店舗に関わる仕事はなんでもあり得ますね。

他にもシフト作りとかバイトの勤怠管理とかもあります。

とにかく仕事が多い！

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