『過去の仕事 コンビニ編112』コンビニ社員の実態 コンビニを辞めた時の話10
上司にキレられながら退職交渉をしているところからでしたね。
上司は自分の評価の為に僕を辞めさせたくなかった訳です。
ちょっと前までは「お前の代わりなんていくらでも居るんだ!」って話をされてたんですけどね。
逆に僕なんかのために自分の評価を下げられたく無いって事なんでしょうけど。
とにかく退職交渉は難航しました。
機嫌もどんどん悪くなっていきます。
コンビニを辞めるなんてもったいない!
最終的には異動を仄めかされる
正直、他部所への異動は魅力的でした。
OFC、SVと違って残業もほどほど、自爆営業もない、給料は世の中の平均以上、土日休み・・・
なんというか普通のサラリーマンです。
特に店舗開発は実際にOFC、SVからの異動も希望と実績によってはあり得るし、実際になってる人も居たので凄く悩む所ではありました。
ただ、何しろ僕は中途です。
新卒ならともかく中途でOFC、SV採用で入ったのだから望み薄り
しかも建築関係の資格も無いので無理なんだろうな、と諦めていました。
上司が散々、他部所への異動の話をしてくるので、
「じゃあ僕はそういう部署に異動出来るんですか?」
と聞くと「・・・」と返事なし。
やっぱり出来ないんじゃん。
「そうですよね。僕は中途ですし、無理ですよね。そしたらこの先、ずっとOFC、SVを続けるんですよね?だったらもうこの会社にもう未練が無いです。自分の時間がある仕事をして恋愛と遊びとかもっと自分の為に時間を使いたいです。」
すると上司は
「じゃあアシスタントに降格させてやるから。嫌なら他の支店で探してやるよ」
もう話通じないな、と思いました。
「じゃあ降格させてやる」の意味が分からないです。
アシスタントだって馬車馬のように働かされるのに。
そもそも、他の支店に異動とか自分の下にいる間は辞めないでくれ、という魂胆が見え見え。
とてもガッカリしました。
この人は優秀な人であとちょっとで更に上のポジションを狙える、と言われてました。
もし、更に出世すれば年収1000万を超えるでしょうし、仕事ももっと楽になるはず。
誰もが羨むポジションです。
だからこんな事でバツがついたら困ると言う事でしょう。
気持ちは分かるんですけど、正直、僕がこの会社で頑張って出世したとしたら僕もこうなっちゃうのかな、とか考えてやっぱりこの会社では頑張れないな、と思いました。
ただ、今迄高圧的な態度でずっと来られたのに、辞めるって言ったら今度はこれかよ、となんかどんどんムカついて来てしまいました。
だから
「とにかく、何を言われても辞めるので。もう既に退職しようか悩んでるという話でなく、退職するので有給消化の時期などを決めて行きましょう、と言う話なのです。このままだと話が進まなそうなので人事に相談しても良いですよ。」
正直、人事に話するのが早そうだったので、そうしようと途中から思ってました。
しかし、上司としては自分を通り越して人事に話が行くと更に評価に悪い、と考えたのでしょう、「分かったよ・・・」と言って承諾してくれました。
ここから先は有給消化のタイミングについて話がシフトしていきました。
続く。