『過去の仕事 コンビニ編106』コンビニ社員の実態 コンビニを辞めた時の話4
前回の続きです。
仕事を辞めると決めた時、皆さんはどうしますか?
僕はとりあえず、次の仕事を決めようとしました。
この時、既に30を過ぎていましたから流石に無職になるのが怖かったのです。
しかし、転職活動をしようにも転職の市場感や、自分の転職市場における価値なども分かって居なかったのでとりあえず、前回(不動産を辞めた時)と同じようにプロにお願いする事にしました。
つまりは転職エージェントですね。
ここに相談に行きました。
転職エージェントは辛口評価
面談で現実を知る
次の休みにサイトから予約し、面談を受ける事に。
東京にある転職エージェントの事務所に足を運びました。
綺麗なオフィスの中で、小さく区切られた部屋に案内され待っていると僕の担当となる中年男性が入ってきました。
まずは挨拶して現状の話。
何故辞めたいのか?
どんな仕事がしたいのか?
どんな待遇を求めているのか?
どんな仕事を出来るのか?
この辺りを細かく聞かれます。
何故辞めたいのか、については理由はたくさん。
残業時間がおかしいし、残業代がないのもおかしい。
自爆営業もおかしいし、社内のパワハラ文化もおかしいです。
何より、将来的に上記のおかしいものが、時間を経ても解決しないという事が分かりきっていたので、これが辞めたい理由でした。
これに関しては担当者も納得してます。
「やはりコンビニは辛いですよね」と業界についても多少は仕事柄知っているようでした。
中身スカスカのダメ人間である事を知る
問題はここから。
まず、どんな仕事がしたいのか。
これは正直全然考えてなかった訳です。
とにかく、コンビニをやめたい、コンビニにいたのでは幸せになれない、こう考えて来た訳で次の休みビジョンとかはっきりしてなかったんでふ。
漠然とは営業の仕事がしたい、とは思ってました。
OFC、SVの仕事も仕事内容は割と好きでしたし、オーナーが良い人の時は仕事は楽しい事もありましたので。
しかし、世の中資格のない中途採用の男性を募集している会社はほぼ営業職の募集です。
これだけでは絞れない。
また、営業と言ってもセールスなのか、ルートなのか、コンサルなのかと営業の種類もたくさんあります。
冷静に考えると僕が言ってた「営業の仕事がしたい!」って言うのは就活中の大学生と同じレベルで中身がスカスカです。
30過ぎてこれか・・・と自分で気づいた時はかなり自分にガッカリしました。
更に「何故営業なの?」と言う話になると、もう何も話せません。
何故と言われても「逆に営業以外の仕事って僕に出来るんですか?」と言う感じで、ちゃんとした理由がないのです。
たまたま、不動産屋でもコンビニでも営業職で、それ以外に特に他の仕事をしないまま30を越えてしまったので、営業しか出来ないと思っていたのです。
逆に言うと「営業職をしたい!」というような強い気持ちはありません。
他に出来る事がないから、と言う消去法です。
これには担当者の顔も曇ります。
「嘘でも良いから営業職を希望する理由を作って下さい」
と冷静におこられました。
次回に続きます。