『過去の仕事 コンビニ編94』コンビニ社員の実態 コンビニ社員の良い所4
コンビニ社員の良い所と言って良いのか分かりませんが、転職先が決まりやすいという方が挙げられます。
コンビニの社員が辛いのは転職業界では周知の事実なので、面接相手にも「過酷な環境でやっていた人」としてみてもらえる事が多いからです。
他にも細かい理由がありますので、今回はこの転職について語っていきたいと思います。
コンビニで社員をやってると転職はしやすい?
一応、大企業の正社員
コンビニチェーンは会社の規模で言ったら立派な大企業です。
セブンイレブン、ファミマ、ローソンなら文句無しで大企業ですし、サークルKなども中小企業とはとても言えないでしょう。
大企業だとなぜ転職に有利かと言うと、次の会社にエントリーする時に、次の会社が大きい会社の場合、同等以上の規模を持つ会社の在籍経験が無いと、書類で落とされる事が多いからです。
全国展開していて社員も多い会社だと、転勤、配置転換など小さな会社では起こり得ない事も多く、大企業に勤めた経験者があるとこれに適応出来ていたと判断されるからです。
また、配置転換以外にも異動も多く、業務内容は同じでも違う場所で違うメンバーと1から関係を作り、スムーズに溶け込める能力を有していると暗黙に判断されると言う部分もあります。
実際にもコンビニは本当に異動が多く、どこでも同じでも業務内容ではあるけれども、上司のやり方などは変わってくるのでここにしっかり適応出来ないと生き残れません。
転職市場ではこの部分も能力としてみなしてくれる訳です。
メンタルの強さは折り紙つき
長時間労働、サービス残業、パワハラ・・
これらはブラック企業の代名詞ですが、どこに行っても程度の差はありますが、存在していると思います。
退勤した後に今日の業務内容を軽くメモに纏めていた、とかは厳密に残業代を払わないといけないですが、これに対して「サービス残業だ!」と騒ぐ人が居たとしたらやっぱり煙たいですよね?
会社側とすれば、そんな事でいちいち大騒ぎするような人はいらないのです。
しかし、最近の若い子は多いみたいです。
会社側としては、「一応法的にはそうだけど・・・」と思いながらも「このくらいで騒ぐなよ」が本音です。
でも社会情勢的には言っちゃいけないので非常にめんどくさい訳です。
この点、コンビニ経験者ならその100倍のブラック要素に文句言わず働いている訳ですからそれだけでも扱いやすい人、となります。
また、今沢山増えているのがうつ病。
病気は休むべきですが、会社としてはちょっと注意しただけでうつ病と言って休まれては現実仕事が回らないです。
実際うつ病の人を出してしまったら、会社の信用問題にも関わりますしね。
更にうつ病の人が休みがちになると、仕事は振れないし、休みがちなのにも関わらず給料は出さないといけないし、辞めるとなったら代わりの人を雇うか人事異動か・・・と雇う側としてはどんどん悩みが出てきます。
会社としてはなるべくうつ病にならないようなメンタル面の強さを証明出来る人の方が良いですよね。
コンビニ経験者ならこの部分は心配ないので安心して雇える訳です。