『過去の仕事 コンビニ編81』コンビニ社員の実態 苦しめられたオーナー達3
かつて中国人オーナーの店を担当していた事があります。
中国人オーナー、というか外国人オーナーはどのチェーンでも増えているのではないてしょうか?
外国人はとにかく日本と文化が違います。
人としては良い人でも考え方や前提がとにかく違うので色々なトラブルが発生します。
今回はそんなお話。
中国人とか結構良い人が多いんだけどね・・・
中国人は感覚が日本人と全然違う
中国人オーナーの店ではアルバイトは命懸け
中国人オーナーの店は中国人が集まります。
外国人のコミュニティがあって、彼らは同郷意識が強いのでオーナーが中国人だと、その仲間の中国人が集うのです。
結果、レジ2台&品出し中の店員、全員が中国人というかアウェイな店に。
レジを挟んで飛び交う中国語は、「コンビニはワールドスタンダードな商売なんだなあ」 と変な感銘を受けます。
中国人は雇い主は基本、強者です。
雇われのアルバイトは歯向かう権利はありません。
たかが最低賃金のアルバイトとは言え、言葉の壁で働く場が限られる中国人にとってコンビニバイトは重要です。
つまり、アルバイトでも中国人のアルバイトはブラック企業の社員のようにとにかく頑張って働いてくれます。
良くアルバイトが中国人しかいない、なんて言うとネガティヴな印象を受けますが、僕は全然偏見がありません。
サボらないで働いてくれるんだろうなーくらいにしか思わないです。
ここまでは問題ありません。
しかし、この意識の高さはアルバイトとしては異常。
日本人のアルバイトが入っても同じレベルのことを求められてもやってられません。
結果、日本人は辞め、中国人の比率が高まる訳です。
彼らは命懸けで働いてくれるので、こちらとしては非常に助かります。
が、日本人アルバイトは逃げていきます。
中国人は商売は細かい
僕の勝手な印象ですが、中国人オーナーは日本人オーナーに比べ、お金に厳しいです。
日本人が緩すぎるのかも知れませんが。
ですので、週一の商談では毎週のようにもめます。
僕が「これ売れるから発注して!」と言うと間違いなく
「本当に?売れる?」
と食い下がってきます。
目標の仕入れ数を確保するのは、毎回大変でした。
しかし、商談が終わると「今日もありがとね」と言ってくれるので悪い印象は持ってませんでしたが。
ただ、新商品の発注など、発注目標があるやつは、商談が長引きます。
「本当に売れるの?」から入るのですが、しっかり過去のデータを交えて商談すれば意外と発注入れてくれます。
ただ、他の弁当の発注がゼロ、要するに弁当買いに来た人は全員、この新商品を買うことになりる、なんてのもおおいです」。
こう言うことを平気でしてしまう(気持ちはわかるけど)ので、中国人オーナーの担当は大変です。
廃棄にはとにかく厳しいので、中途半端な商談は通りません。
しかし、納得してくれれば発注して貰える。
他の先輩の中国人オーナーも同じらしいのでらお国柄なんでしょうね。
長くなったのでらまた次回。