『過去の仕事 コンビニ編65』コンビニ社員の実態 アシスタントは支店の奴隷
どのチェーンでも一人前のOFC.SVになる前にアシスタントの職位を経験します。
最初は「やっと店から出られる・・・!」と希望が一瞬見えますが、新たな地獄の始まりです・・・
店長は店の奴隷、アシスタントは支店、営業所の奴隷
店長時代は店の為に自分を犠牲にしてましたが、アシスタントは支店、営業所の為に自分を殺します。
支店、営業所・・・つまりは上司の為ですね。
しかも店長なら一応は店の中の責任者、1番上ですが、アシスタントになったら営業所で1番下からです。
1番下の仕事は、マジで雑用。
今回はアシスタントの仕事について語ります。
アシスタントはなんでもやらされる
アシスタントの仕事は特に定義されていない事が多いです。
早く一人前になる事、その為に勉強する事が仕事ではありますが、実際はマジで雑用でした。
僕が経験した雑用例
おでんの鍋の設営(30店舗くらい?)
おでんが始まるのは、以前にも記事にしましたが、まだ暑い時期。
オーナー店はなかなか鍋を置いてくれません。
焦っ為上司は、営業全員にガチギレ。
「今からアシスタントを全店回って鍋を設置させる。各営業はオーナーの許可を取ること」
これが急遽決まりました。
営業の先輩方は全員、ビビりながらオーナーと店に電話をし始めます。
困ったのは僕らアシスタント。
とりあえず、アシスタント3人で店を割り振り、回ることに。
13時位に決まって動き始めたのですが、結局深夜までかかりました。
倉庫の掃除
大体、営業所には倉庫があります。
使わないカウンター什器や投光器、机や椅子など(イベントの時に使う)が置いてあります。
その日は営業所の先輩全員が東京で会議に行く日でした。
残された僕らは「指示があればいつでも動けるよう」にした上で、倉庫の掃除を言いつけられました。
その倉庫は結構大きく、高校の教室位の広さに色んなもの(イベント用品、売り場の棚板など)が満載です。
3人がかりで、汗だくになりながら物を全部外に運び、雑巾で床を掃除し、スーツがボロボロになるまで掃除させられました。
上司は軽いテンションで言いますが、結局、この日も終わる訳なく、深夜までやりました。
お祭りの出店
近所でお祭りがあると、出店を出します。
基本、アシスタントは出店の設営、店番、物の運搬、終わったあとのレジ打ちなど丸投げされます。
大きいお祭りだと、13時〜22時まで休憩無しとかやらされます。
終わったあとも撤収までやるので余裕で日付変わります。
疲れ果てた状態でビールが目の前をどんどん通過して行くのは結構辛かったです。
物の運搬、配達
各店舗で獲得した催事(おせちとか)の配達は基本アシスタントです。
配達だけで1日終わる位やらされますが、全く勉強になってる感じはしないです。
デリバリーのバイトをずっとやってるイメージで不毛な感じが半端ない。
しかも全部終わったあと、全ての店に戻ってレジ打ち。
終わるの深夜です。
販売応援
クリスマスにサンタの格好するあれです。
クリスマス以外も土用の丑のうなぎ、恵方巻きなど色々あります。
おでんセール中のおでんとかもそうですね。
大体、ムチャな目標が来て「全部売るまで帰ってくんな」となり、終電の客が通り過ぎるまでやります。
そのあと、外の机とかの撤収。
まー終わるの深夜ですね。
色々ありましたけど、こんな感じ。
誰でも出来るけど、ツライ仕事が全部回って来ます。
これを越えて晴れて一人前。
ツライ。