『過去の仕事 テレアポ編②』テレアポの話す内容について 話を聞いてくれるのは200人に1人!?
おはようございます!
今日はテレアポ編②です。
全開の記事は ↓
実際にどんな事を話すの?
仕事内容について具体的に話していこうと思います。
前回、電話掛ける → 『マンション買って下さい!」
を1日繰り返すと書きましたが、実際に開口一番『マンション買って!」と言う訳ではありません。
基本的なフローは相手が出たら
社名を名乗ってご挨拶
↓
マンションのご紹介をしている事を説明
↓
簡単な物件の説明
↓
ご興味ございませんか?
と言う流れです。
ご挨拶は
「突然のお電話申し訳ございません。私、株式会社○○の崖っぷち男と申します。」
こんな感じ。
ポイントは「なるべく明るくハキハキ話す」と言う事ですが、実際は明るく話そうがなんだろうが怪しさ満点なので、8割位はこの挨拶の時点でガチャ切りされたり、「え・・・?あの、どちら様ですか・・・?」とか言われ不審がられたり、「お前、なんでウチの番号知ってんだよ!!」と怒鳴られたり・・・と、営業にならない事がほとんどです。
当たり前ですよね!!
だって俺もこんな電話が家に掛かって来たらイヤだし!!!
なんか怖いし!!
お客様(むしろこっちが勝手に客だと決め付けてるだけ)の気持ちはスゲー分かる!!
分かると言うか、普通だわ、この反応。
今まで電話掛けてた人、ホントにすみませんでした・・・
中には話を聞いてくれる人も
ただ、中には挨拶すると
「で、なんの用で電話して来たの?」
と、言ってくれます。
その時は、上記の物件の説明に入ります。
と言ってもこの時点では、お客様がどの程度興味あるか分からない、と言うか興味は基本的には無いはずなので、物件説明もなるべく簡潔に行います。
「本日、お電話させて頂いたのは□□駅から徒歩10分の新築投資用マンションのご案内でお電話させて頂きました。」
こんな感じ。
本当は一部屋がいくらからとか、利回りが高いとかそういう話をしたいところだけど、これは相手が暖まってからでないと、逆効果。
余計、怪しくなっちゃうからね。
ゴリゴリ最初からやっても売れない以前に話も聞いて貰えない。
どっかでゴリゴリするタイミングが来るので、この時点ではまだ様子見。
因みにここでまたほとんどの人がガチャ切りする。
多分、電話は嫌だけど、気味が悪いからなんの為に何処から掛かって来たのか確認したいために話を聞いてくれるのだと思う。
実際、こっちとしてもイキナリ切られるよりはこのタイミングで「あーウチは良いよー」とか言ってくれる人の方が100倍有難い。
だって人間扱いされてる気がするもんね。
更に食いついて来た時は
稀にここで「それって幾らなの?」とか□□駅のどこ?」と言う感じで食いついてくれる人も居る。
運良く(超運良く)こう言う人に当たったらここから始めて営業開始となる訳です。
ここからはこっちの腕が試されますね。
テレアポの仕事のゴール
テレアポの仕事はマンションを電話口で売る訳でなく、あくまでアポイントを取る事。
ですので、テレアポ要員の一時的なゴールはお客様の情報を聞き出し、アポイントを取るところまで。
アポを取れれば先輩営業マンが向かい、商談を重ねて成約まで持っていきます。
アポから成約まで行く人は、7.8人に1人って感じかな?
ただ、アポ取った人と営業マンの実力でかなり変わる。
意外にもアポ取った人も重要で、取った人によってお客様の温度感が全然違うんですよね。
「とにかく会うだけ会って下さい!」と言って取ったアポと、「お会いする時には簡単な見積もりと他社比較の資料をお持ちするので、具体的な月々の返済額なども考えましょう」とか言って取ったアポでは、営業マンの攻略難易度も全然違ってくる。
電話営業でマンション買っちゃう人がいるなんてビックリだよねー(他人事)
当然、実際はそんなに甘くなくて上の会話みたいにすんなり行く事は極々稀。
物件の説明まで話聞いてくれる、というか話をさせてくれる人はほとんど居ない僕の体感だと、ここまで話させて貰える人は150〜200人に1人くらい。
ただ、数打ちゃ当たる事もあるので、電話はガンガン掛けていきます。
テレアポはこれを9〜22時までずっと行います。
マジで気が狂うかと思いました・・・
とにかくテレアポの仕事はこんな感じ。
不動産、特にテレアポ部署がある会社はある程度覚悟が必要ですよ。就活中の皆さん!!
よく考えて会社選んでね!