『過去の仕事 テレアポ編①』不動産のテレアポのヤバい所は!?長時間労働で耳から膿が出る!?
不動産営業は過酷な仕事です・・・
僕の中の不動産業界のイメージ
「衣食住の業界は安泰だから!」
「やればやるだけ稼げる業界なんでしょ?スゲーやる気でるじゃん!」
「なんかカッコ良いし、値段が高いもの扱いたいよね!」
とか思ってましたよ、アホ大学生の僕は。
でもね、こんなアホな事考えてる大学生は実際多いと思います。
不動産に限らず、外から見る分には良い所ばかり見えますからねー。
仕方ないと言えば仕方ない。
働いた事の無い大学生なら尚更です。
でも敢えて言う。
不動産営業はマジで甘くありません!!
マジでキツイ不動産業界。営業方法は?
前回お伝えした僕の配属されたテレアポ部隊。
何をする部署かと言うと・・・
電話、電話、ひたすら電話!
良く解らないと言う方に詳しく説明すると、片っ端から電話を掛けると言う業務内容です。
ん?
意味がわからない?
なるほど、ではもっと詳しく説明しましょう。
朝、出勤すると自分の机にパソコンと電話があります。
因みにこの電話は
こんなタイプではなく
こんな感じでタイピングしながら電話の応対が出来ると言うスグレモノ。
因みに僕がやってた頃は名簿屋とかは摘発にあっていたので、最初は作ったマンションの近くに片っ端からソフトが電話をしてくれる、という仕様です。
実際にやってみると・・・ヤバかった・・・
良く、「なんでウチの番号知ってるの!?」とキレ始める人も居ますが、完全にたまたま掛かっただけなのでご安心を。
電話掛かってくるのは嫌だと思いますが、僕らも必死なのです。ホントにすみません。
とにかくパソコンの電源を入れて、ソフトを起動させるとあとはソフトが勝手に番号を入れてくれて、勝手に電話をかけてくれます。
そして、相手が「もしもし?」と出ると・・・
「マンション買いませんか???」
と言うやり取りをお客さんが捕まるまで繰り返します。
これが基本、9時から22時まで!!
ヤバいですよね!
今考えてもヤバい。
労働時間がまず、ヤバい。
さっきの9時から22時まで、というのはあくまで電話をしている時間。
もちろん、これ以外にも仕事は沢山あります。
物件情報のチェック、アルバイト(テレアポはバイトも多い)の出勤確認やシフト作成、自分の抱える事務作業、1日終わったら獲得したアポイントのチェック、アルバイトのトークスクリプト(要するに電話でのトークのカンぺ)作成、上司への報告、そこからの激詰め・・・などなどやる事は盛り沢山です。
会社に来るのは8時前、帰りは24時位という労働環境でした・・・
これはブラックと言っても良いだろう・・・
で、売れるの?
そして、肝心のテレアポの内容ですが・・・
マンションは単身者用の安いものでも都内なら1500万円以上はします。
1500万って言ったら僕らの様な普通の人には大金ですよね?
それがいきなり得体の知れない男から電話が掛かってきて、いきなりマンション買いません?って言われてあなたなら買いますか?!
買いませんよね!!!
もう、俺なら絶対買わない!!!
買うなら自分で探すし、そもそも必要ないし、根本的にこんな電話掛かってきたらイヤだし!!!
まー普通の人ならこう感じる訳ですから、電話しても結果はお察し。
99.9%買いません。
と言うか8割聞かずに切られる(ガチャ切りと言う)。
残りの1割はキレられる。
更に残り0.8割は暇潰しに相手してくれる。
でも、意外にも0.2割位は話聞いてくれるんですよね。
まーとにかくこんな仕事。
今は出来ねーだろーなー
マジキツイので、これからやる人は一回マジで考えた方が良いと思うぞ!