コンビニ3社チキン戦争の記事を読んだ感想
Yahoo!ニュースのトップ記事に「コンビニ3社チキン戦争」の記事画面出てました。
元コンビニ社員としてはコンビニ業界のニュースはまだまだ気になりまして、最後まで読んだのですが・・・
コンビニ業界は僕がいた頃とあんまり変わってないんだな・・・となんだか寂しくなりました・・・
今もきっと社員やバイトの自爆営業が続いていると思うと少し悲しくなりますね・・・
コンビニのチキン戦争とは?
コンビニにとってライバルはスーパーだったり、弁当屋だったりする訳ですが、やはり1番意識するのは他チェーンのコンビニ。
特にどこの商品でも置いてある商品は、オリジナリティを出そうと必死ですし、よくセールの対象になります。
セールの対象になると言う事は・・・つまり、ノルマが課せられる事が多く、自爆営業の機会が多い商材という訳です。
他チェーンにもある商材の筆頭がコーヒー。
特に夏はアイスコーヒーが主力の商品ですから、今もきっと自爆営業が行われているはずです。
そんな他チェーンと比べられる事が多いのが、カウンターフーズ。
カウンターフーズは以前にも記事にしましたが、原価率が低くコンビニの利益の主力となっています。
また、週替わりで何かしらセールをしているコーナーでもあります。
反面、廃棄のリスクも非常に高い商品ですから社員側としては1番、自爆営業の機会が多い商材とも言えます。
大手コンビニでどこでも売ってるのがチキン。
ファミマのファミチキが有名ですね。
例えば、ローソンでもLチキと言う商品がありますが、ファミチキの方が認知度が高く、ファミマの主力となっています。
記事によるとローソンが強化を図っているが、中々ファミマのファミチキに勝てない事を嘆いています。
確かにファミチキは美味しいけど、実際はLチキと大して変わらないと思うのですが、、、
そもそもローソンの方がインタビュー受けてますけど、何を持ってファミチキに勝った、とか負けたとか言ってるんですかね?
一店舗あたりの集客も違うし、店舗数も 違う訳だから比べるのは難しいと思いますが。
ただ、こう言う記事が始まるとローソン側では絶対に
「今週各店一日最低◯個販売!!」
「店舗のカウンターはLチキで最上段を全部使え!」
「仕入れ数を確認して最低◯個は仕入れさせろ!」
もか始まってるはずです。
その結果、OFC、SVの自爆営業が始まり数字が上がる。
すると
「TVの効果でこんなに売上が上がりました」
と言う美談に落ち着く、と。
ぶっちゃけお客さんは「コンビニにチキンが置いてあるから買う」訳であって「ファミチキは買うけどLチキは買わない」なんて人、そうそう居ませんからね。
大事なのは普段の品揃えです。
まーこういうのを通してお店に売れるアピールをしといて、普段の品揃えをさせると言う意味もありますが・・・
あんまり変わらないです。
そもそも売れるかどうかは店にもよりますし。
こう言うコンビニの記事を見ると自爆営業を思い出すっていうのが、ちょっとヤバいのかもしれませんね。